バブルソートについて ーアルゴリズム概要ー

 

 バブルソートとは

プログラムのソート(整列)アルゴリズムの中で、もっともシンプルでわかりやすい

ものの一つです。ソート(整列)とは、たとえば、「4,6,1,9,2,33」といった数列の

を小さい順(昇順)や大きい順(降順)に並び替える操作のことを言います。バブルソートの概要(昇順の場合)を説明しますと、まず数列の全要素に対して隣り合う2項を比較し、順序が逆ならばそれらを入れ替えます。この操作を右から順に行っていくと、最も小さい要素が一番左すなわち1番目に来ます。この要素は確定です。

次は、この左端を除いた部分に対して同様の操作を行っていくと2番目が決定されます。全要素が整列するまでこの操作を続けていきます。

 

イメージ図

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バブルソートに関して私の興味がわいたこととしては、「長さNの自然数列に対し上記2項交換回数の平均(期待値)はいくつか」という問題です。次記事でそれを考えてみたいと思います。